深い話、ウサギとカメの話で何故、ウサギは負け、カメが勝ったのか?
今回、お話させて頂く話は、
皆様も1度は聞いたことのある
「ウサギとカメ」の童話の話です。
実は、この話をちゃんと理解していない方が多いのではないでしょうか?
記事の最後まで読んで頂けるとその意味が分かります。
私がこの話を初めて聞いたのは、
幼稚園児の頃でした。
子供ながらにウサギとカメが競走しても勝負にならないと思っていました。
皆さんもご存知だとお思いですが、
ストーリーを説明致しますと、
「足の早いうさぎさんとのんびり屋のかめさんがいました、
ある日、そのうさぎさんとかめさんは競走をする事になりました。
うさぎさんはスタートと同時にものすごいスピードでかめさんを置いて走って行きました。
かめさんは、スタートと同時にマイペースに一歩、一歩、ゆっくりながらもゴールに向かい歩きだしました。
そして、レースの中盤、うさぎさんは後ろを振り向き、かめさんの位置を確認しました。
かめさんはまだまだスタートから少し歩いたところです、
それを見た、うさぎさんは
『あ〜、かめさんはまだまだあんな後ろの場所にいるのかぁ〜、
全然、勝負にもならないなぁ〜、
まだまだ余裕だし、少し寝ても大丈夫だな〜♪
よしっ!寝よう♪』と言い、うさぎさんはその場で眠ってしまいました。
そして、時間は流れ・・・
かめさんはゆっくりながらも眠っているうさぎさんの場所までたどり着きました。
ですが、うさぎさんはそんな事も知らずに眠ったままです。
かめさんはそれを気にもせず、ゴール地点を目指しました。
そして、それから時間は経ち・・・
かめさんはゴール地点ギリギリまでたどり着きました。
その頃・・・
眠っていたうさぎさんがやっと目を覚ました!
目を覚ましたうさぎさんは、後ろを振り向くとかめさんは姿はありません・・・
『まさか!?』と思い、前を見ると・・・
なんて言うことでしょう!
かめさんがもうゴール手前にいるではありませんか!
それを見て驚いた、うさぎさんは慌てて起き上がり、かめさんを抜こうと走りだしましたが・・・
時もう遅し、
かめさんが先にゴールし、うさぎさんは「かめさん」の「勝負」に「負け」てしまいましたとさ。
おしまい・・・。」
というお話ですよね!
実はこのお話をよくよく考え紐解いてゆくと・・・
「何故?うさぎさんが負けたのか?」と皆さんに聞くと大半の方が「眠ったから」と答えます。
確かに、うさぎさんは眠って負けました。
が、しかし、この話にはもっと深い「教え」があったのです。
うさぎさんは「かめさん」と「自分」を比べて、レースをし、後ろ(過去)にいる相手を見ていました。
それと違い
かめさんは「うさぎさん」は見ずに「ゴール」の場所と旗だけを見て、ひたすら前(未来)だけを見て歩きました。
お気づき頂けたでしょうか?
この話の「教え」は
『過去に囚われ、他人と比べている者には、明るい未来はない。』
『未来を見て、自分を高め信じ歩む者には、明るい未来が待っている。』
というパワーワードが隠されています。
確かに生きていると自分にはないモノを持っている人を見ると羨ましくなるでしょう。
「あの子は私より可愛い」
「あの人はいつも可愛い女性を連れている」
「あの人はお金持ちだ」
全て「隣の芝は青く見える。」様に。
ですが、
「貴方」という人間は「貴方」しか居ません。
「貴方」は「貴方」という人生があり生きる意味があります。
そして、この記事を書いている「私」も、「私」だからこそ出来ることがあると感じ生きています。
それを人が人と「比べる」ことや「競走」する事すら無意味だと私は思っております。
世界人口、76億の人間がいるならば、76億通りのストーリーがあります。
だから、「自分」らしく生きれば良いのです。
貴方のその「人生」は「貴方」自身のものだから。
最後まで記事を読んで頂き、
ありがとうございます。