何故?A(ラ)=440hzなのか?ピッチ、ヘルツとは?
本日は、基本的なピッチのお話を。
楽器をやっている方なら、御存知かと思いますが、
まずピッチとは何なのか?
知らない方のために、
まず、hz(ヘルツ)という単位は「周波数」を表します。
音波の1秒間の振動数です。
ようするに、「440hz(ヘルツ)」とは、
簡単に言うと、
「1秒間に440回の振動がある。」ということです。
世界共通の「基準ピッチ」は、演奏の基準とする「A(ラ)」の周波数(hz:ヘルツ)ことで、
ピアノのト音記号の楽譜(五線譜)で表すと、上から3本目と4本目の線の間の「A(ラ)」に当たる音の周波数を指します。
現在でも国際標準ピッチはA=440hzと定められています。
1939年ロンドン国際会議と1953年ISOによって制定された国際基準値A=440Hzがありますが、
それは何処でも完全に守られているわけではありません。
私自身も、A=432hzで演奏する時があります。(このことについてはまた記事にします。)
アメリカでは早くから440Hzを制定しましたが、ヨーロッパでは今もそれより高い444Hz、448Hzなどが主流な様です、また日本ではその間を取ってクラシック界では442Hzがよく使われいるようです。
ポップスなどは440hzが多いですね。
最後に余談ではありますが、ビートルズのジョン・レノンはこの440hzに対して少し抵抗があったようです。
彼の代表曲の「Imagine(イマジン)」では、少し特殊な周波数を使っているという噂があります。
この件も機会があれば記事にします。
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